ライナスの毛布

たとえば今日限りの恋でもいいさ

憧れ

私の愛する自担、伊野尾慧さんが33歳のお誕生日を迎えられました。おめでとうございます!!!毎年恒例というわけにはいっていないのですが、思うところがあり、今年のお誕生日に寄せて文章を書きたいと思います。

 

 

身バレを極端に恐れている私なので近しいお友達以外にはあまり伝わっていないと思いますが、私は今年就職活動をしていました。というより、だいぶ落ち着いてきてはいるのですが今もまだ少し続けています。

 

私がいのおさんを好きになったのは中学二年生のときで、FCに入ったのは高校入試が終わってからでした。これは親から反対されていたとかでは全くなくて、自分の意思で決めたことです。初めての入試で、もし上手くいかなかったときにこの人のせいにしたくないと思っていたからでした。今考えると、このときからいのおさんのことめちゃくちゃ好きだったんだなと思います。結果としては高校入試で苦い思いをすることになりましたが、入った高校で大好きな友人たちと出会い、楽しく過ごせたのでこういう運命だったのだと感じています。FCに入るのが遅れたことで申し込めなかったライブにほんの少しの未練があるくらい。

 

私はなんとなく勉強ができる方で、ほかの子よりも勉強が苦ではない子どもだったと思います。でもそれはやっぱりなんとなくで、いのおさんに出会って、学ぶことを真剣にやってきた自担をもって、勉強が好きだと言えるようになりました。周りから「いい子ぶってる」と言われたり浮いたりするのが怖くて言葉にしてこなかったことを言えるようになりました。中学のときはこの先の人生で役に立つから行こうかなと漠然と思っていた大学に、高校時代を通してもっと内面が豊かな人間になるために行きたいと思えるようになって、いのおさんとは畑違いだけどもっと勉強したいと思える学問を見つけられました。大学受験の勉強は高校入試のときと比べ物にならないくらい力を入れました。やりたいことのためだけれど、毎日毎日勉強ばかりの日々を送って、頭がおかしくなりそうで、精神的にものすごく辛くて、そういうときにいのおさんという憧れの大人がいることと最高のエンターテインメントを魅せてくれるJUMPがいることが心の支えでした。学校の行き帰りでJUMPの曲を聴いてどうにかもっていたのが高校3年生の私でした。

 

今年の就職活動も精神的に辛くなることがありました。あまり決まっていない、今後変わるかもしれない「何がしたいのか」について考え続けて、どこにも入れないかもしれないと思いながら会社選びをしてESを書いて面接をこなしました。このときもいのおさんの仕事ぶりや考え方に意識が向くことが多くありました。自分のやれることを探して作った点を結びながらお仕事をして、やってきたことの中で周りの人から信頼を得る背中がずっと目の前にあります。結局またいのおさんとは全く違う世界のお仕事をすることになりそうですが、私はずっと「いのおさんみたいになりたい」と思いながら生きていくことになるかもしれないと感じています。そんな憧れの人を見つけられたことが私の人生でもっとも誇るべきことです。

 

綺麗で優しくて仕事ができて周りの人に信頼されながらも学ぶことをやめない人。私の愛する憧れの自担が33歳になります。

歳が離れていることが昔はちょっと悔しいと思っていました。でも、先を生きる自担から山ほど学んだことが今の私を作っていると思えば、私の半分くらいはいのおさんでできているようなものなので悪くないなと思えています。これからもずっとあなたを追いかけていけますように。あなたがずっとずっと幸せでいてくれますように。その手助けがほんのひと匙でもできたらと願っています。

 

いのおさん、お誕生日おめでとうございます!