圭人くんがHey! Say! JUMPを脱退してもう5ヶ月が経ってしまったらしい。今書いてゾッとした。
私自身は現時点で、この事実を単に｢受け入れた｣だけの状態だというのが1番近いと思う。1ファンでしかない私の気持ちがどうかは関係ないのは分かっているけど、圭人くんが脱退したことに納得はできていないしそもそもなんで脱退しなきゃいけなかったんだろう、俳優としてやっていきたいという夢はJUMPと両立できなかったのかなと今でも思っている。圭人くんをメインで追っているわけではないので脱退前後の発言を全て拾えているわけではないんだけど、留学に行くって言い出したときから少しずつ少しずつ圭人くんが知らない人みたいに見えるようになっているなと思っていた。脱退を聞く前はそれでも｢圭人くんは成長段階で、これは新しい面が花開いてるってことなんだろうな｣と理解できたけど、脱退した後見ると裕翔くんの脱退ドッキリで泣いた圭人くんとはやっぱり別人なんじゃないかと思ってしまう。
以前ツイートもしたけど、このあたりのもやもやは圭人くんの脱退が決まるまでの経緯やそれぞれの思いというものがほとんど分からないまま、そして発表からわずか数日で脱退という運びになった9人のJUMPをただ見守ることしか私たちにできなかったからだと思っている。本当にMyojoでもNetflixでもなんでもいいのでせめて圭人くんにだけでも話を聞いてくれないだろうかとすごく思っている。現実を飲み込めないまま8人の無観客配信コンサートが始まって、3日間のうちの最終日公演後、予告されていた通りに最後の9人のJUMPのステージが始まって、終わった。あんなにも無力感を感じた日はなかったと思う。
私が思うに、圭人くんの脱退は圭人くんの中でもう決定事項になってしまっていたのだと思う。8人に知らされた時点ではもう成す術がなくて、避けられないものとしてテーブルにあがったのだろうと思う。私は8人を信じているので、留学に行かせると言ったときの｢グループに戻ってくることが条件｣という言葉は本当だったと思っているし、留学のときも脱退のときも最善を考えて動いてくれた結果がこうなんだと分かっている。それがつらい。脱退に際して何度も何度も｢圭人くんの意志が固かった｣という話を8人の中から聞いて、やるせなかっただろうと想像してしまった。｢グループに戻ってくることが条件｣も｢絶対に戻ってきてHey! Say! JUMPに還元したい｣も真実になればよかったのにと思ってしまう。人の気持ちを縛ることはできないと分かっているけど、圭人くんの人生は圭人くんのものだと分かっているけど、だったら8人を縛らないでほしかったなとこぼれてしまう。
まだ私はこの脱退を美談にはできない。いくら知念くんが圭人くんの名前を出そうとも、いのおさんがイジろうとも、8人がそれで笑おうとも、一緒に笑うにはまだ時間が足りなすぎる。また、目撃情報が出ていた人達が本当に圭人くんの舞台を見に行っていたとしても、それはJUMPが9人だからではないと私たちは自覚しないといけないと思う。8人は圭人くんのことを今でもメンバーだと思っているわけではないと思う。圭人くんのことを本当に応援していて、大事に思っている友人くらいの距離感として理解しないといけないと思う。普通の脱退であれば元メンバーの話なんかしないだろうし、ましてや舞台を見に行くなんてしないと思うけど、今回の場合そうなれば私のような圭人くんを待っていたファンが裏切られたような感覚を持つことは容易に想像がつく。きっとそこまで見抜かれている。私たちの知らないところで圭人くんの脱退については話し合われて、本人たちの中できちんと決着が着いているのだと思う。経緯がどうであれ分からない。けれどあれは円満な結果だったのだと私たちは思うしかない。ファンはそれだけ分かっていれば良いとJUMPが判断したんだと思うから。だから話も出すし気兼ねなく舞台も見に行く。圭人くんだけを悪者にしない。たぶんここまでぜんぶ8人の愛と優しさなんだと思う。やっぱりJUMPは感覚じゃなくて愛で繋がってるんだと思う。
圭人くんはもうHey! Say! JUMPではない。オンラインミーティングで｢圭人くんが作ったデザインを入れてほしい｣といった発言を見たり、｢今でも仲良くしてるなんてやっぱり9人でJUMPなんだね｣というコメントを見たりもするが、今までと変わらず仲良しなところを見せてくれることを勘違いしてはいけないのだと思う。1人で歩むと決めた圭人くんをJUMPに括ってはいけないし、これから8人でやっていくJUMPを｢Hey! Say! JUMPは9人でひとつ！｣などと言ってはいけないと思う。そんなのはオタクのエゴで、結局どちらのことも尊重していない。脱退はもう5ヶ月前に済んでしまった。それも世界一円満な形で。経緯は教えてくれるなら知りたいけど、JUMPが教えることを望んでいないうちはどうにもならない。それなら8人のHey! Say! JUMPと岡本圭人という新たな友情の形として見守ることがファンにできる最善なのだろうと私は思う。
